まずは品番とシリアルを確認するためにブレスを外すのですが、本体とブレスをつなぐフラッシュフィット(弓管)部分には、20年の間に蓄積された汚れが固着しておりました。
この固着物の正体は、汗や体からの分泌物に空気中の汚れやホコリが混じったものです。
この汚れが汗で溶け出し、ワイシャツ(西日本ではカッターシャツ)の袖を汚すこともあるそうです。
この汚れが汗で溶け出し、ワイシャツ(西日本ではカッターシャツ)の袖を汚すこともあるそうです。
ワイシャツが汚れるだけならまだしも、この汚れは時計ケース本体やフラッシュフィットのサビの原因となるのです。
オーバーホールには内部機械の整備だけではなく、こういった汚れを除去するという目的もあるのです。
巷では内部の機械を動くようにするだけで、ほとんど外装の洗浄はせずに「オーバーホール」を謳うところもあるようですが・・