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Channel: 時計修理工房(有)友輝の修理記録
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ステンレスでもこうなります

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やはり影響は本体ケースにまで及んでいました。

表面の一部に凹んだような腐食が発生しているのがわかります。

今回は奇跡的に大丈夫でしたが、フラッシュフィット内側にロウ付けされている、バネ棒固定用のパイプが腐食している例を数多く目にします。

こういった腐食を防ぐ意図なのか、近年のロレックスはフラッシュフィットが無垢材からの切削によって作成されています。

20年前と比べてロレックスの新品価格はかなり上昇しておりますが、ブレス部分が数多く改良された事によるコストの上昇がその主な理由と思われます。

ただ、純粋にブレスの製造コストだけを上乗せしたのでは無いような気がするほど、価格が上がっていますし、作業者からすると旧タイプのブレスのほうが何かと楽なので、新タイプブレスはオプション選択になってくれればいいのにな、と個人的には思っております。

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