ガラス越しでケースの陰にもなるので、最初の画像でもあまり目立たなかったのですが、直接文字盤を見ると、湿気でこのような状態になっております。
16233Gではかなり珍しい黒文字盤なので残念!
湿気が混入すると、内部の機械部品が錆びるのは勿論なのですが、このように文字盤の塗装の状態が変化する事も多いのです。
この時計の場合、針のメッキのダメージはほとんど見受けられません。
この時計の場合、針のメッキのダメージはほとんど見受けられません。
この逆のパターンで、文字盤はほとんどダメージが無いのに、針だけ変色や腐食が進行している場合もあります。
メーカーによって塗装やメッキの仕上げが異なるために、文字盤が先に傷む場合、針が傷む場合等の違いがあるのかもしれませんが、同じモデルでもパターンが異なる場合があります。
このあたりはお客様の使用状況などを詳しく聞き取って分析し、どのような過程を経てそうなるのか、今後検証したいところです。