現在では、真鍮よりも確実に耐摩耗性に優れているベリリウム銅で軸を新規作成しております。
真鍮製の時は金色でしたが、最近加工したプレートである2枚目の拡大画像ではベリリウム銅色となっているのが分かりますでしょうか?
ベリリウム銅は小ロットでの材料入手が難しいうえに、切削粉が毒性をもっていることなどもあり、現在この軸の新規作成は外注しております。
見積もりの際に、この軸加工が必要となる事を見極めてありますので、修理進行の連絡をいただいたら、直ちに外注加工先へプレートをお渡しします。
修理品が順番待ちとなっているので、当社での作業着手は2週間ちょっと先となりますが、その間に外注先から軸が作成されて戻ってきました。
そのため、お預かり期間は通常のオーバーホールと同じ1か月でした。
こういったスムーズな進行は、オーバーホールそのものも外注先に依頼しているところでは難しいかもしれません。
こういったスムーズな進行は、オーバーホールそのものも外注先に依頼しているところでは難しいかもしれません。
これで軸の新規作成は無事終了です。