前回と同じような題材となりますが、停止せずに動作していたため、「そのうちオーバーホールしなきゃ」とは思っていたものの、気がつくと15年間オーバーホールせずに毎日使用し続けてしまい、いよいよ停止してしまったオメガ・スピードマスター・オートマチック3511.20です。
このモデルの特徴として、年数を経るとベゼルに刻印されたタキメーターの塗装が剥離して画像のような状態となり、なんとも中途半端というか、ちょっとみすぼらしい印象を与えます。
このように15年間オーバーホールされていなかったスピードマスターは、どれだけの交換部品や作業が必要で、どのくらいの費用がかかるのか?
これから何回かにわたり解説してゆくつもりです。