前回のベゼル下のサビ画像の反響が大きかったので、画像倉庫から関連画像を発掘してきました。
現行品のサブマリーナやGMTマスターの回転ベゼルは、”カチカチ”というクリック感を出すバネが内蔵されている関係で、インナーベゼルとの隙間がプラ風防の時代よりも、若干広くなっています。
そのため、5年以上使用している場合、体質や使用状況による差もありますが、回転ベゼルの下は画像のような状態になっている事も珍しくありません。
スーツでも、クリーニング無しで2シーズン着続ける人はいないと思いますが、毎日直接肌に触れている時計は何年間もそのままなんですよね・・・
ベゼルの下でこうなのですから、ブレスの隙間などは更に凄い状態になっています。
不潔なのは勿論ですが、何よりケースやブレスに腐食やサビが発生し、防水不良やブレスのコマが外れたりする事が一番の問題なのです。
オーバーホールの際は、眼鏡屋さんの店頭にあるよりも何倍も強力な超音波洗浄機で、こういった汚れも全て洗浄します。
精度に影響が無くとも、4~5年ごとのオーバーホールをお勧めするのは、こういった理由もあるんですよ。
一年で最も暑い時期に、不快指数が増すような画像で失礼いたしました・・